これからもずっと、何千回も何万回も繰り返す昼と夜を
こ場所から眺め続けるんだろう。








その果てしない時間のほんの一瞬だけでも、
彼らとの時間を共有してみたかった。








廃墟へ行きたくなる理由は、だいたいいつもそう。








たまたま訪れた、その瞬間の光景は、その瞬間だけのもの。








そう思うと、目の前のすべてがいとおしく見える。








だから、記憶から忘れないためにも
写真という形で残しておきたい。






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